<< 地震・津波による大災害は不可避ではない。 | main | 雇い止め、内定取り消し、賃下げに、反原発・反失業闘争の反撃を。 >>

原発はそもそも地震・津波が来なくても危険なもの。人類とは相容れない。

0
     私たちをとりまく状況(2)

    そもそも原発は地震・津波が来なくても危険なもの。
    原発と人類とは相容れない。


     資本主義が原発なしに存続できないならば、原発の廃止とともに資本主義には終焉してもらうしかない。


     「すべての原発を停止・廃止せよ」の理由は、事故が不可避で危険だからだけではない。労働者の被曝(ひばく)労働なしには成り立たないものであり、原発そのものが生物の生命とは相いれないからだ。原発廃止とは、生命の歴史は放射能との闘いの歴史だという、根源的な問題だ。


     46億年前に地球が誕生し、数億年後に海で生命が生まれるが、浅い海で暮らせるようになったのは、地球に磁場が形成され宇宙線(放射線)がブロックされた27億年前。さらに20億年以上かかってオゾン層が形成され生物が陸上に進出でき、人類も誕生した。核兵器と原発は本質的区別はない。「ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな!」は、全人類と地球上の全生命の根源的欲求だ!

    4月6日の各紙は、福島原発の水素爆発を「放射線分解による水素発生」と報道した。ジルコニウムと水の反応による水素発生だけではなく、水の分子を放射線が直接破壊しているのだ。放射線の特徴は、単純なエネルギー量は大きくはないが、極端に集中していること。こうして生物の身体をつくっている細胞、とりわけ遺伝子を破壊してしまうのだ。

    人間の身体は莫大(ばくだい)な数の細胞でできていて、毎日多くの細胞が死に、同じ数が生まれることで人間は生きている。放射線は人体の細胞をつくる設計図の文字にあたるDNAを破壊(読めなく)して、細胞を再生産させないで殺し、あるいはまったく違う細胞をつくり(ガン細胞)人間を殺す。だから、放射線は若い生命ほど激甚な影響を及ぼす(が、中・高齢者への影響も小さくない)。

     
    「原発がなかったら、エネルギーがなくなる」というのは嘘であり、こんな嘘の恫喝に屈してはならない。こんなものは二重にデマゴギーだ。

    まず第一に、いまマスコミで「原発は必要か」という世論調査をさかんにやっているが、「計画停電」や節電キャンペーンは、原発推進の世論操作であり、また福島第一原発の大規模核爆発=東京脱出パニック対応のリハーサルであり、また「国家的危機」をあおり階級闘争の圧殺を狙う、労働者階級に対する絶対に許すことのできない攻撃である。

    第二に、原発なしに日本の資本主義が成り立たないから容認しろというのは、まったく逆さまな話だ。現場労働者を被曝させることなしには運転できず、人間が制御もできず、人間を滅ぼす原発の方を廃棄すべきであり、それで成り立たないなら「日本の資本主義」を終わりにするしかない。福島第一原発を廃炉にするために1兆円かかる。チェルノブイリは25年たった今も、毎日7千人の労働者が管理しないと危険なのだ。これのどこが「経済的」だ!

    高速増殖炉「もんじゅ」はすでに2兆4千億円を投入し、今後も年500億円の維持費を半永久的にかけなくてはならない。しかも、福島原発と同じ危機にある。日本政府が核武装と金もうけをしたいがために莫大な税金を投入し、労働者を殺したのに、政府と企業、御用学者とマスコミ幹部は無責任を決め込んでいる。

     本当にこんな社会はひっくり返すしかない。

    (続く)


    calendar
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930 
    << June 2017 >>
    selected entries
    categories
    archives
    links
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM